OTおとへい|プロフィール紹介

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皆様こんにちは。はじめまして。作業療法士のおとへいと申します。

縁があり、らふきさんと一緒に当ブログの運営をさせていただくことになりました。

(らふきさんとの出会いは追々別の記事で書きたいと思います!)

この記事では、私おとへいを皆様に少しでも知って頂くため、簡単なプロフィールとブログにかける想いをご紹介していきます。

目次

経歴と資格

【経歴】

  • 2012年 作業療法士養成校卒業
  • 2012年 回復期リハビリテーション病院へ就職
  • 2014年 二次救急総合病院へ勤務(急性期、地域の中核病院、二次救急指定病院)

他法人の介護老人保健施設、訪問看護ステーション、整形クリニックへの出向を経験する

地域リハビリテーションに関わる業務へ従事する

  • 2023年 通所介護事業所(以下、デイサービス)へ転職
  • 2023年 副業webライター業開始

        現在に至る

【保有資格】

  • 作業療法士免許(11年目)
  • 福祉住環境コーディネーター2級
  • 3学会合同呼吸療法認定士

このブログにかける想い

私がこのブログにかける想いは、「悩めるリハ職種の人たちに新たな選択肢を示せる存在になりたい」ということです。

作業療法士として医療と介護の分野で働き、臨床経験はあっという間に10年を超えました。

現在は約9年勤めた急性期の総合病院を退職し、通所介護事業所(デイサービス)において機能訓練指導員として勤務しています。

病院とは雰囲気が大きく違った介護分野へ転職し、一人職場としてやりがいを持って自分なりに作業療法を行っています。

なぜ、急性期の病院からデイサービスへ?と思う方も多くいるかと思います。

これまでの作業療法士人生、目の前の患者さんを良くするために多くの時間を自己研鑽に費やし、嬉しいことや歯がゆいことなどたくさんのことを経験しました。

また、立場が上がるにつれて、さまざまな環境に身を置くこともあり、多くのリハスタッフと共に働きました。

自分の作業療法士としてのmissionは、①目の前の患者さんを良くすること②病院(リハビリ科)という組織を良くすること。だと信じて邁進していました。

自分で言うのも胡散臭いですが、当時いた環境の中では「何かを変えたくて」人一倍頑張ったと思います。

ただ、いつからか自分が身を置いている環境に疑問を抱くようになってきたのです。

  • 裏で文句を言い合う独特な雰囲気
  • 治療や教育に囚われてモンスター化するセラピスト
  • 業務時間外に当たり前のように開催される勉強会
  • 疲弊して仕事に着いて来れない後輩はそいつのせい
  • どんどん成長する後輩は組織や先輩である自分のおかげ
  • 経験年数による歪な上下関係(出来不出来に関わらず)
  • 他職種に嫌われたら地獄の日々

ここでは、これくらいにしておきましょう・・。

リハビリ職が働く医療と介護の現場は避けることができない不条理が存在することを、これを読んでいるあなたも感じているのではないかと思います。

私は自分の中に生じた疑問と向き合い、作業療法士としての働き方と働く環境を変える選択を取りました。

その選択が正解だったかは、きっとこれからの自分が決めていくことでしょう。

このブログにかける「悩めるリハ職に選択肢を」という想いは、これまでの経験があったからこそ。

公私ともに色々と悩むことの多いリハ職。

患者さんのことについて悩むことをはじめ、今後のキャリアや給料、自分の健康、人間関係について悩みを抱えている人にとって少しでも肩の荷が降りるような情報を発信していきたいと思います。

働き方の選択肢を発信したい

最後になりましたが、今の自分は作業療法士をしながら副業でwebライターをしています。

理学療法士、作業療法士の給料について、皆さんはどう思いますか?

厚生労働省による令和4年度の調査では、日本人の平均年収は458万円と報告されています。

理学療法士の平均年収は431万円、作業療法士は430万円であり、日本人の平均年収には届いていません。

参照:令和4年分 民間給与実態統計調査 -調査結果報告-

   令和4年 賃金構造基本統計調査 

年収は年齢や職種によって大きなばらつきがあるため詳細には比較できませんが、データで見る限り、理学療法士・作業療法士の年収は国の平均より少ないことが分かります。

リハビリの仕事は好きですし、自分にとっては天職とも思っています。

一方で、家族を持って初めて将来のお金のことを考えた時には、1馬力では厳しい現実が立ちはだかりました。

資格取得までの過酷な道のり。学費もそれなりにかかります。

やっと国家資格に合格し初めて自分の力で稼いだ初任給は、もしかしたら同世代の人と比べるとそこそこ良かったのではないでしょうか。

そんな中、年を重ねるごとにあまり上がっていかない給料。

いつの間にか飲み会の席では周りの友達の方が稼いでる!?なんて焦ったこともないでしょうか。

30代40代にもなると、他業種にどんどん追い抜かされていくのが現実です。

「人の役に立てる仕事」としてやりがいを感じる一方で、お金のこととなると胸を張って満足と言えるのか。

自己研鑽などの努力が反映されて納得のいく給料をもらっているリハ職の方はどのくらいいるのだろうか。

全国リハビリテーション医療関連団体協議会は、厚生労働省に対してリハビリテーション専門職の給与水準の引き上げ等について要望しましたが、医療保険や介護保険の点数が大幅にアップしない限り、各職場において劇的にリハ職の給料が上がるといったことは難しいように感じます。

参照:令和6年介護報酬改定要望 介護給付分科会

さらに理学療法士・作業療法士においては毎年増え続けて、かたや飽和状態にあるとも言われています。

参照:日本理学療法士協会 統計情報

   日本作業療法士協会 統計情報

リハ職は、やりがいのある素晴らしい仕事だと思います。

しかし、「給料」の面で考えた場合には所属する病院や施設に依存してしまっている現実があります。

そうならないように、これから考えるべき新たな選択肢は主に2つ。

  • 自分が納得できる給料が得ることができる職場へ転職する。
  • 組織に左右されない自分業(副業)を持つこと。

もちろん、今いる職場での昇進による昇給も選択肢の一つに入りますが、お金やキャリアについて悩むリハ職種の皆様に「転職」や「副業」という新たな選択肢をこのブログでは発信していきたいと思います。

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